2001年度 事業方針 及び 事業計画
理事長 小 野 和 男
○基本方針

 他人まかせで未来の明るい日本はあるのでしょうか?
経済不況、環境破壊、青少年犯罪。明日が見えない暗雲のたちこめている現在、新世紀の出発は明治維新以上の大改革が必要であると考えます。俺がやらなきゃだれがやる!Jayceeとしての誇りをもち、自らの意志で、自らが原動力としていま立ち上がれ!!
  戦後50年以上に及ぶ平和と繁栄のなか、私たちは社会に対しての自己責任の本質について改めて考え直さなければならないと思います。それは経済、環境、教育、少子高齢化問題について誰かがやるだろうということではなく、自らが進んでアクションを起こしていかなければ新世紀の明るい未来は切り開けないと感じるからです。
  21世紀、様々な問題が現実のものとなってくるなか、2000年4月から介護保険制度が導入されるなど、官から民へ行政システムが移行し規制が緩和されつつあります。今こそ地域主権型社会を実現する時ではないでしょうか。私たちは今新しい発想でチャレンジ精神を持ち、今後のJC活動に取り組んでいかなければならないと考えます。
  今後日本のあるべき姿を、私たちは更に地域社会に目をむけて「公」に貢献する志を持って、21世紀新たな歴史の出発にむけ、自らの運命を自らの手で決めていく自己決定能力と、自己責任の本質を身につけていかなければならないと確信しております。あなたに夢ありますか?夢は大きいほうがいい、私は日本一の社長を夢みています。
 21世紀<世界に誇れるまち浦安>をビジョンに、地域社会のために貢献出来るような活動をおこなっていきたいと考えます。そのためには地域経済の発展が欠かせないと思います。JCメンバーが企業人として更なる資質の向上を目指し、企業経営が自己実現の場としてとらえる考えから、一人ひとりの思いやロマンが社会を良くしていこうという『ソシオカンパニー』として存在することが必要であると思います。誰もが「日本一の社長」を目指せるような、社会環境づくりをすることによって、未来の日本をリードする企業人育成とベンチャー企業育成のための核となる土台づくりにチャレンジしていきます。
『百里をいく者は九十里を半ばとす』
人として社会人として決めた事を最後までやり抜く、これでいいかという事ではなく油断をせずに自己責任をもって行動する、私はこう解釈します
〜 明るい未来の日本を「創造」し
地域経済活性化にチャレンジ! !〜

 今、私たちは100年前の生活に戻ることが出来るでしょうか?今後私たちは、この混沌とした世の中のままで100年先の明るい未来を想像出来ますか?
  21世紀、真に中央集権から地域主権へと時代は移り変わらなければなりません。官から民へ行政システムが移行していくなか、私たちは、今新しい発想で地域の活性化に取り組んでいかなければならないと感じます。地域の活性化とは、大別 すると地域経済と地域社会に分けられると思います。地域社会においては、現在さまざまな問題がありますが、JCでは青少年の健全育成、高齢者の生きがいづくり、更には環境問題など継続的な活動を展開しております。そしてこれらの活動を支えているのは地域経済であると考えます。私たちは未来の日本を想像しているだけではいけない、私たちが未来の明るい日本を具体的に創造していかなければならないのです。
 戦後の経済復興政策の中で証券市場は、企業を育てる直接金融の資金を供給してきました。しかし、その後の安定成長期においては、既存の金融システムを維持し、既存の産業を守るための規制が、真の競争経済の発展を妨げ、本来の証券市場の機能を著しく低下させてしまいました。またバブル崩壊により不良債権を抱えている金融機関は、やはり本来の機能を果 たせず経営建て直しのために、必死で資金の回収にまわり、税金注入により自己資本比率の死守につとめ、自己の保全優先主義による経営が続いています。
 両者とも、企業にリスクマネーを提供して事業の成長を支える金融インフラとしての機能を忘れてしまっています。日本が持続可能な経済成長をするためには、第二のソニーやホンダを生み、新規の企業を育てる真の資本市場が生まれることが必要だと思います。
  21世紀の日本経済の成長を支えていくには、今のベンチャー企業に成長のための資金を提供していく市場が必要なのです。
  このベンチャー企業育成のための地域に根ざした投資市場の土台作りにチャレンジし、ベンチャー精神発信の地として、このまちから経済の地域主権体制を構築していきたいと思います。

〜 子どもたちに他人のを思いやる気持ちと「感性」を育て
高齢者には自立出来る環境づくりを 〜
 昨今の青少年犯罪はますますエスカレートし低年齢化しています。この傾向をくい止め減少させていかなければ、新世紀に向けて明るい未来は切り開けないと思います。今子どもたちは画一化的な教育により、自己中心的になり自分たちが何をしていいのか分からないまま 日々を過ごしているようなきがします。これから大人になるための、生きていくために必要な基本的なルールを今の大人が責任をもって子どもたちに伝えていかなければならないと思います。そのために子どもたちが、他人を思いやる心を持てる環境づくりと、個人の創造性と個性、感性を伸ばせるような活動が必要であると思います。
  「これからますます少子高齢化は、地球規模で進むだろう ― それは、単に人口構造が変わるということだけにとどまらい。経済、社会、文化、心理、精神世界の革命を意味する。」1999年国連アナン事務総長が言っています。
  21世紀はまさに少子高齢化に直面します。浦安市は他の市町村に比べ高齢化率が非常に低いまちですが、国全体で見たときには、近い将来には4人に一人が65歳という超高齢社会という時期が間近に迫ってきています。時期到来する超高齢社会に備えて、自立、共生のできる長寿社会を築き上げていかなければならないと思います。 高齢者が人生を積極的に生きるには何よりも生き甲斐をもつということが大切です。生き甲斐とは、仕事、学習、趣味、ボランティア、などがあると思います。これらを友人や仲間とともに楽しめる社会環境づくりを支援していきます。
〜 「美しい地球」のために身近なことから実践しよう 〜
 地球温暖化等による異常気象で、大干ばつや大洪水が世界各地で起き、大きな被害が出ております。フロンガス増加によってオゾン層を破壊し、それが原因とされる皮膚ガン、白内障、遺伝子障害や生態系崩壊などさまざまな障害が起きています。地球環境破壊は一般 に考えられているより遙かに深刻です。経済発展、科学技術発達ともに、豊かな社会になり、日々の利便性がもたらした結果 がこのような状況に追い込まれてしまったのです。地域社会のリーダーとして、私たち一人ひとりが環境問題を身近なこととしてとらえ地域社会の環境保全を行政だけに頼ることなく、出来ることを身近なことから地域社会のリーダーとして実践していきます。
〜 友情に「遊び心」を加えて
更なる交流と親睦をはかり人と人との出会いを大切に 〜
 一期一会、一生に一度出会えるか否かの大切な出会い、私たち浦安青年会議所のメンバーはJC活動を通 して他の誰よりも人間として社会人として、そのチャンスに恵まれているのではないでしょうか。
  私にとってのJCとは、初めは「つまらない」ものでした。しかし仕事が終わってストレスやフラストレーションを抱えたまま、委員会、例会に出席しているうちに、いつの間にか心のケアがされていたのです。それは何故か、社会人として同じ立場で、同じ思いで、同じ志を持った人の集いがJCだったからです。お互いの思いを共有し「公」の志を持っていくうちに自然と明日への活力と、チャレンジ精神を与えてくれました。そして心の隙間に「公の志」を「つめて」くれた組織です。
  今後のJC活動は、メンバー一人ひとりが輝き、心にゆとりを持つことが重要だと考えます。一期一会の出会いを求めて遊び心を加え、メンバー間の更なる交流と親睦をはかり、JC事業をより活発に推進していきたいと考えます。その為の潤滑油として〔100%例会の実現〕にチャレンジします。

『 美・感・遊・創 』

しい奉仕の心をもって
性を磨き心の修練を       
      遊びの心を持って友情を育て
新しい発想で日本の未来を造する

○事業計画

   1.地域経済活性化とベンチャー企業育成のための土台づくり
   2.他人を思いやり、人の気持ちが理解できる青少年の育成事業
   3.高齢者が生き甲斐をもち自立できる社会環境づくりの支援
   4.身近なことから出来る環境問題の啓蒙と実践
   5.L0M活性化のため100%例会の実現
   6.地域社会のリーダーを求めて会員の拡大及び資質の向上
   7.わんぱく相撲千葉ブロック大会の主管
   8.各NPO及友好団体との連携・協力
   9.各出向者への積極的な支援・協