浦安JC環境基金充当事業
2005年 6月18日(土)19日(日) 10:00 〜 17:00
浦安市民プラザWave101 市民ギャラリー
後 援 浦安市   
協 力 JEANクリーンアップ全国事務局 

浦安市は三方を水に囲まれ、古くは江戸前の魚介類の供給地として栄えてきたことなどから、 生活・文化とも海と深いつながりを持ってきたまちです。
また、昭和30年代の旧江戸川悪水放流事件の際は、まちをあげて水質保全のための運動を 展開し、その後の水質汚濁防止法の制定のきっかけを作ったという歴史を有しています。近年は、海とのつながりは希薄になってきたものの、市民の憩いの場となる海辺の清掃活動など、市民の中から水辺環境を考え直していくという機運も高まってきています。
浦安青年会議所においても、創立15周年を機に、継続的に環境問題に取り組むために環境基金を設置し、エコフェスタなどの啓発事業や市民活動への補助を行っており、その一環として、海洋 汚染の現状を市民に広く知らせるため、そして、美しい地球を後世に伝えていくための一助として海洋廃棄物などを展示する展示会を開催しました。
入り口に展示されたパネルです。
口にはまったプラスチック輪が取れなくなったアシカの写真が痛々しく印象に残ります。
ご覧のように漂流物は旅行用トランクに収められ、中身を開いた形で展示されました。
トランクは全部で13種類ありました。

サンゴ礁や貝などの海辺の植物の展示です。
日韓中のスタミナドリンクのボトルや、液体洗剤の容器などの展示です。
ゴミは国境を超えて漂着するものなのですね。
向かって左のトランクは医療廃棄物が海岸に漂着したものです。注射針や輸液バック(針付き)など自然破壊もさることながら海水浴中に人に刺さったらと思うとぞっとしませんか。
中央と右側のトランクは流木やサンゴを用いたネイチャーワークスです。
中央:作品名「流木のフレーム」
右:作品名「サンゴのリース」
浦安市内の河川で収集されたゴミの数々です。
当日は会場内で海洋汚染に関するビデオも公開されました。
浦安市内の河川で収集されたゴミについて来場者に説明する西川君
当日、親子連れで来場されたお客様の様子です。
漂流物について親子で真剣に話し合っている様子が印象的でした。