『2000年』と聞いてみなさんは何を想像しますか?
『21世紀』を想像したのは、私だけでしょうか。
20世紀は、世紀末の今振り返ると、二度の大戦、戦後の復興、高度経済成長、冷戦の終結、バブルの崩壊、地球環境問題の深刻化、まさに混沌(カオス)の時代でした。
では、21世紀とはいったいどんな時代になるのでしょう。どんな時代にしなくてはいけないのでしょう。そんなことを考えながら、『2000年』という時を過ごしていきましょう。それが、素晴らしい21世紀を迎えるために必要なのではないでしょうか。
素晴らしい21世紀を迎えるためには、刻々と移り変わっていく時代の流れに対応し、すでに疲弊してしまっている旧来からの社会システムを改革し、新たな価値観による社会システムを築いていく必要があります。
我々百年構想委員会は、時代の流れの中に置き忘れてしまった、「自分でできることは自分でやる。できないことはみんなでやる。」という「自立と連帯」の考え方のもと、市民同士が、行政が、企業が互いに力をあわせ地域づくりを進めていくことが大切であると考え、21世紀におけるパートナーシップ型ふれあい社会の確立を目指し、その核となる『夢のNPO』の実現に向けて努力していきます。
『2000年』に(社)浦安青年会議所は創立20周年を迎えます。
創立以来これまでの19年間、多くの先輩方の努力や関係団体の皆様の協力により築き上げられた歴史や伝統を我々メンバーが再認識し、21世紀に向け決意を新たにする節目の年でもあります。
先輩方々とともに歴史を振り返り、その中にあるまちづくりの精神を再認識しながら、21世紀への決意表明をする。そのようなステージの創造に加え、新しい百年を視野に入れた、浦安百年構想の発表も20周年にあたっての目標とします。
少なくとも『2000年』が大きな時代の流れの分岐点であることは、みなさんも感じているのではないでしょうか。
21世紀という新たな百年がスタートしようとしているこの時に、このまちに、存在している自分を認識し、百年後のまちを思い、描き、未来のために行動していきましょう。