今や電子ネットワークは、ビジネスや社会活動、プライベートでも欠かすことの出来ない時代となりました。
　先日の読売新聞にアルビントフラーがこのような記事を掲載してました。（要点の抜粋）
　・米国においては’９６年までに全産業の設備投資中４５％を情報技術に注いできた結果現在の景気がもたらされている。（日本は相変わらず物作りと、旧態のシステムを引きずっている）
　・米国の大統領や副大統領は、貧富を問わず全国民にインターネットに接続できるコンピューターを持つように呼びかけている。しかし日本の老指導者たちは、世界が根底から変化している点をまったく理解していない。
　この記事にもあるように、日本の電子ネットワークは世界的に見て相当遅れているのが現状で、インターネットの利用率からも欧米の水準にはまったく及ばないのが実情です。
　しかし、そんな日本にもやっとインターネットの波が訪れ目を向けつつあり、この数年でさらに大きく変化をするものと思います。通産省や文部省では幼稚園・小学校にもインターネットができるコンピューターの設置を決めたとのニュースがありました。
　数年前のコンピューターの感覚と現在とでは、その存在価値は会社や家庭においてまったくの別物の存在になっています。これからさらに加速度を増していくことでしょう。
　ＪＣにおいては日本ＪＣ、千葉ブロックのネットワークの利用は、一部機能についての利用が定着しつつあります。しかし浦安 ＪＣ においては、ほとんど利用されてないのが現状です。唯一ホームページを開設しておりますが、これもまったく活用されていません。
　今や電子ネットワークは、組織の変革や社会を動かす力までも持ち始めています。
　そこでこの会議において、浦安ＪＣのネットワーク活用方法の模索をしたいと考えております。

１．ＪＣにおける電子ネットワークの活用を促進するための、利用方法およびその効果の検討
２．ＪＣ内の資料のデータベース化や内外の伝達手段としての利用方法の検討
３．地域の人・まちづくりを目的とした、ＪＣを中心とする実践的なネットワークの構築の検討
４．市民や公的機関とのコミュニケーションツールとしての活用方法の検討
５．出向者を通じてのネットワーク活用への各委員会へのフィードバック