青少年OMOIYARI委員会
                                                  委員長 宇田川俊朗
○事業方針
 子育てには、大変な時間と労力がかかるものです。しかし、効率性や合理性ばかりが重要視される風潮の中、子育てに要する時間は、自分の自由な時間や収入を得る機会を奪うという自己中心的な考えとつながっています。
 そのような考えは、結果ばかりを追い求め、効率性や合理性を重視する子育てとなって表れています。目標をもって努力するという心が欠如し、語ることも恥ずかしいと思うようになってしまっていること等もその表れではないでしょうか。
 そして、こうした社会風潮に気付かぬまま、自らの子育てに疑問を持たずにいる親に不安を感じます。親は、子どもを無償の愛で抱きしめ、その愛につつまれながら子どもが健やかに成長することで、親子の信頼関係が確立し、子どもは、家庭、学校、地域、社会へ出た時に相手を思いやる気持ちを持ち、人を愛し、自立することができるものと考えます。
 今年度、当委員会では、親子で時間を共有しながら自分の子育てを振り返ることによって、親が子どもと共に道徳心について学ぶ必要があると考え、親子に向けて思いやりの心と道徳心を醸成する事業を展開していきます。

○事業計画  
1.思いやりの心と道徳心を醸成する事業・例会の開催
2.10名の会員拡大への支援・協力  
3.第21回わんぱく相撲浦安場所への支援・協力  
4.各出向者への積極的な支援・協力  
5.各NPO及び友好団体との連携・協力